古くなってきたPCを高速化〜メモリー増設〜

増設したメモリー

 2004年に購入したワタクシのPC(ノート)ですが、今となってはかなりの隔世の感があります。当時としてはまぁまぁのスペックでしたが、今ではかなり遅く感じるようになって来ました。なので色々と調べてメモリーを増設することにしました。
メーカーのサイトで適合機種を選び、それを価格コムで調べると意外なことにアマゾンで購入することが最安値ということが判りましたが、疑り深いワタクシは秋葉原で何軒か見て回りました。しかし思いのほか安くないので後日アマゾンに早速発注しようとしたら、在庫無しで(−_−)ノシ・・・ハァ・・・。三日前に再び覗いたら在庫があったので早速発注、翌日配達されて来ました^^b。
 果たして取り付けようとしたら、まずどこにそのスロットがあるのか判らず、ネットで検索。するとマニュアル(取説)に書いてある、とのアドバイスで見ると、メーカーのサイトでサービスアシスタントがあるから図解入りで説明されていました。なので見てみるとやり方は確かに出ていますが、今ひとつ判りにくいので実際に写真入りで解説するべくワタクシが立ち上がることを決意したのです(ナンノコッチャΣ( ̄ロ ̄lll)
 ちなみに機種は富士通のFMVNB75Gというものです。まずは電源を抜き、バッテリーも外します。使用直後は熱いので温度が下がってから作業を始めましょう。
まずはキーボードの上の方のカバーを横から見るとツメの入りそうな隙間があるので両側からツメを入れて左側にスライド(5〜8mm)させると、カパッとカバーが外れます。するとその空間に透明なフィルム状のものが見えてきます。丁度ファンクションキーのF7あたりですね。
そのフィルム状のタブ(ツマミ)を静かに引っ張ります。何故かといいますと左側の囲み部分にキーの配線があるからですね。少し引っ張るとキーボード自体を引っ掛けるツメが手前から外れるので、外れたキーボードを裏返します。
するとこんな感じでメモリーを挿し込んである場所が判ります。もともとは256MBのメモリーが収められておりますが、その上に挿し込む為の空き端子があります。今回増やしたのは512MBと控えめですが、合計すると768MBとなります。適合メモリーは1GBまでなのですが、それを挿し込んでも、1GB以上はPC自体が使いこなせない設定になっているそうで、仮に挿しても1GBのメモリー自体を使い256MBの内蔵メモリーは死蔵されるだけということで、もったいないので512MBに抑えました。調べたレビューでは768MBも1GBも大差はないそうですし512MBと1GBのお値段の差も気になるところです。
表裏上下左右を確認して切り込みを出っ張りに合わせて向きを確認したら、そこにこんな感じで少し斜めに(写真では判りやすいようにオーバーに斜めにしてます)挿し込み、挿し込んだ反対側も静かに押し下げます。
するとメモリーの基盤を抑えるガイドのような金属片(アーム状のフック)が有りますのでそれの出っ張りが切り欠きにキチンとはまるようにします。囲みの状態ですね。
これはイケない例。先程の斜め挿しの時に、挿し方が甘いと端子が上手く接触せずに、接触不良になり認識されません。って言うか最初はこんな風にしてやって失敗しました。フックの出っ張りの状態、左側に見える端子部分の出具合を見てもらえば判ると思いますので比較してみて下さい。
入りにくい時にはそのフックを少し外側に広げるような気持ちではめ込みます。
 あとはカバー(テープで止められている)から手を離して、詰めを引っ掛けるようにしてキーボードを元に戻して取り外した細長いカバーを右にスライドして嵌め込みます。電源を繋いでスイッチオン!
 立ち上がったら、スタート→コントロールパネル→パフォーマンスとメンテナンス→システムと順にクリックしていくと概要(全般タブ)が表示されるので、下の方に表示されたメモリーの量を確認。作業前より増えていることを確認して終了。実際使用実感でやはり早くなりましたネ。
《注意》

  • 作業は自分の責任で行って下さい。
  • 機種によって、又メーカーによってやり方は異なりますので、よく確認して下さい。