アフターサービス

AFTER SERVICEアフターサービス/YMO Pop/Techno/Rock
 中学生の頃はいつも聴いていて余りに聴き過ぎたが故にいい加減ウンザリして、その後の音楽ライフに大転換を余儀なくされ、HM/HRの世界に目覚めさせてくれたというYMOという存在。電子音に嫌気が差し、No Synth、No Keyの音楽を選んだら必然的にその当時流行っていたLA Metalに行き着いたというわけ。いや若気の至りというか、今でも聴いているから性に合ったということでしょう。Simon & Garfunkelも候補に入りましたが中学生というエナジーの受け皿には物足りなかったような。
 彼ら一流のジョーク感覚で、解散ではなく『散開』ライブの模様が収められたこのアルバムはいわゆるベスト的な選曲で、アルバムは持っていなかったけど友人にテープに録音してもらって割りと聴き込んだ作品。『割と』というのは似たようなタイトルで『サービス』サーヴィスの方が遥かに聴き込んでいたからなんです。『サービス』は音楽と『S.E.T.』によるコントがミックスされた作品ですから、その源流はスネークマンショーにあるので、YMOとこうしたギャグのコラボレーションの歴史は長いです。音楽的な意味でアルバムの完成度からするともちろん『アフターサービス』の方が高いのですけれども、その頃にはもう既にYMOに対しての情熱が薄れてきていたので、一番聴いたのはその前までの『サービス』やスネークマンショー 海賊盤スネークマンショーの方が多いようです。

 以前某オークションで競り落としたヤマハパワーアンプの名品『B-4』。オークションで二台落としました。一応完動品ですが、何せ古いアンプ(1978年)のため、いまだに完璧な状態など望めるはずもなく、到着後暫らくしてから、やはり不具合が生じてきて片Chが鳴らなかったり、不安定だったりしたのでメーカーにオーバーホールしてもらいました。これだけ古いモデルにも拘らずキチンと対応してくれるのはありがたいですね。
 去年の年始に送ってOHしてもらったんですけど、一台は良好、もう一台は最初の内は良かったんですけど、気が付くと左Chが鳴っていないのです。大音量なら問題なさそうですけど、音量を絞ると電源を入れて30分ほどでサボり始めてしまうのです。このアンプはマルチアンプでの高域に2台左右にそれぞれ独立で使っていたのですけど、元々はステレオアンプなので一台が不具合でももう一台で聴くことが出来るのでいつしかそのようにしておいて、不調なアンプは放置していたのですけれど、もったいないし壊れたままなら邪魔くさいだけの鉄の塊なのでもう一度見てもらうことにしました。本当の事言うとその不具合が発生してから一度送り直して見て貰ったけど異常ナシで返却されていたのでした。
 それにしても返却されてもしばらくの間使ってみましたけれど、やはり不調なので面倒になって放置していたアンプ、昔は庶民にしてはそこそこ高級だったのに酷い扱いだなと反省しもう一度使用状況を詳しく説明し、ヤマハのサービスセンターに送り直しました。今度こそは使用状況に近いテストをして不具合が確認できたらしく、故障箇所の特定が出来たようで先週末送られて来ました。最初のOHの時はさすがに代金が掛かりましたが、その後の対応はこちらから送る送料は掛かるものの、一切課金されずに送り返してくれて非常に嬉しい対応です。今回も料金は請求されずじまいでした。
 一週間ほどテストしていますが特段不具合がないようですね、良かった良かった。