北極会:洗心・でんでら亭

でんでら亭の灯り

 全く関係のないことですが、今回の『はてな』のバージョンアップによって大きく変わった点が一つ。ワタクシは常日頃インターネットに接続する際にはOperaの最新版(現在は10.53だったか)を使用して来ましたが、実のところこのブログの編集画面における文字の大きさと言うのがネックになっていました。他のIE6以降、7、8またFirefoxなどでは問題なく使えていたのですが、Operaだけはひと回り(もしかするとふた回り)小さいフォントでの表示でしたのでやや使いにくさは否めなかったのです、けれども今回の変更でグッと文字が大きく表示される(記事自体の表示は変わらないのでしょうけれど)ようになったのは喜ばしいことです。あ、いえ、これは非常に個人的なことなのですが。
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 さて、昨夕は夜から崩れる、いや雷雨があるかもという予報が出される中、久し振りの北極会(北千住を極めてみようとする会)を開催しました。過去のメンバー達の中でも、何人か仕事の関係で関西方面に行ったり、熊本へ移動したメンバーも居たりで少々寂しくもなりますが、また新たなメンバーも今回は加わることになりました(これはワタクシも当日まで知らされていませんでしたけれど)。古参メンバーのNさん、Snow、Yちゃん、そしてYちゃんの同級生であるSちゃんは今回で3回目ですからもうすっかりお馴染みになりつつあります。そして知らされていなかったのは、我々がそもそも集うことになった両国界隈にある、とあるバーのバーテンダー、Mちゃんが初参加。ということで今回は総勢6名での北極会となりました。

いつも通り早めに北千住に着いたワタクシは、ほぼ一時間ほど待ち時間がありますので、先に軽く一杯やっていることにします(ヤッパリ)。前回Rちゃんと入ってなかなか好印象だった、そして皆が来ては入ることが出来ないこじんまりとした大升酒場に入ることにします。その前に一応やきとりの『石井』さんも覗いたんですけれど、既に一杯でしたね、残念(涙)。
 対して大升酒場さんは手前こそ混んではいますが、奥の方はガラガラ。渡りに舟(船?)とばかりにカウンターの端の方に席を陣取ります。ホッピーが置いてあるのを確認してから注文し、暫らくすると気が付いたのですが、奥の方は禁煙席となっているのですね。前回は全く気が付きませんでしたが。非喫煙者のワタクシはこの方がむしろ好ましいのですけれど、お店の混み方に偏りがあるのは大変ですね。
 駅前でポツンと独り立って待っていると一時間など苦痛でしかないのですけれども、飲んでいるとあっという間の時間です。暫らくすると先発隊のYちゃんとSちゃんが到着したという連絡が来たので、河岸を変えることにしました。その頃にはもうこちらのお店も一杯になってきましたのでね。

 やはり最初に集合するお店としては、駅から至近で遅れて来るメンバーを誘導しやすい、迎えに行き易い場所となります。何度か利用させてもらった『魚八 千両』さんの並びにある立ち飲みの『洗心』さんを今回の一軒目にピックアップしました。Yちゃんは前にも一度行っているので先に行って居てもらいます。
 最初に900円分のトークンを買って、全ての支払いはそれで行います。お茶ハイを頼んで乾杯。軽いつまみで、ナニゴトか話しながら飲んでいると、Nさんからの連絡があり、お迎えに上がります。バーテンのMちゃんも到着し、店内小さ目のテーブルに五人も群がっているのは大変になってきましたので、そろそろ移動することにします。今回は『萌蔵』さんでゆっくり飲もうという腹積もりです。というのも、いつも3軒目ぐらいに訪れて、あまりゆっくり落ち着けないので、今回は久し振りにということで比較的早い時間に入ろうということなのです。
 いつもの通り、入口からすぐの階段を昇り板の間のフロアにあるテーブルに着きながら、名物のA美さんという女社長さんの所在を確かめると、あいにくこちらには来られないという事で、ならばとすぐさま、系列の『でんでら亭』へと移動することになりました。我々北極会メンバーの多くはこのお母さんのファンなのです。
 上の写真のお通しがまずいつものように素晴しい出来で、左から白ウリの浅漬けに糸削りをまぶしたもの、のれそれ(ポン酢)、ふわふわの茶巾玉子。これだけでお酒が進んでしまうんですよね。

 本来こちらのお店はコース料理となるようですが、そこはお母さんの配慮で絶妙なチョイスの料理のアレンジがなされました。何と言うのでしょうか、彫り物の施された大きなテーブルのある席は、『萌蔵』さんともまた違った表情で、椅子席だと座り疲れがしないのでワタクシには非常にありがたいのです。バーテンのMちゃんの『これなら日本酒でしょう』というサゼスチョンで一同、日本酒を頂くことにしました。苦手なメンバーは焼酎を頂いていましたが、合わせるお酒が豊富に揃っているので問題なし。こちらの金目鯛の干物にも日本酒は抜群の相性を発揮してくれましたよ。他にもふわふわのオムレツや何かサッパリしたお新香でも、のリクエストにも即座に対応してくれて大根とニンジンで浅漬けを、そして高菜漬けと対照的なお新香の盛り合わせをつまみにお酒はスルスルと喉を落ちていってしまい、困ったものです。
 それでも予想したよりも遥かにお手頃な値段に満足し、最後は駅に程近いHubで最後の一杯、楽しい北千住の夜を満喫したのでした。