排気ファンの制作

tominxanadu2010-11-19

 ここのところにわかに高まってきている電子工作熱。電子工作ではハンダ付けが欠かせない作業となりますが、実際に作業をしたことがある方はご存知だと思いますが、ハンダを溶かす際にはフラックス(ヤニ)から立ち昇る煙の中には有害な鉛の成分も含まれているとか。最近では鉛を含まないタイプのハンダも増えてきつつあるようですが、ワタクシの手持ちのものは一生掛かって使い切れるかというぐらいの量があります。今確かめると1kg巻となっていて、その内7割ほど残っています。
 その煙を吸うのはよろしくないとのこと*1で、一応窓を開けて作業をしていますが、それで換気できているかは…。ということで手持ちの部品・廃品を利用して排気用のファンを作ってみることにしました。メインで使用している低域用のパワーアンプについていた排気用のファンがうるさくて、PC用のファンに交換しているので余ったものを再利用することにしました。

 材料としてはペットボトルの容器(2L)x2ヶ、取り外して余ったファンx2ヶ、接続用のコード、風呂水汲み上げポンプ*2のホースといったところ。
使用しているファンは80?角で、これは偶然にも2Lのペットボトル(森の水だより)のサイズにピッタリ。真ん中ぐらいで切り離した胴部に隙間テープで隙間を塞いでからハメ込むだけ。24Vのファンを2つ、並列で接続することで12Vの電源で使えるようにしてあります。折角ですから動画で実際の動作状況を御覧頂きましょう。


 
 アンプについていた時はかなりうるさいと思っていたファンですが、実際こうして使ってみるとそれ程うるさいものでもないです。今は電源スイッチがないので、今後付けたほうがより使いやすくなりますね。





 テストしてみると吸い込むことは吸い込みますけれども、思っていた程でもないかな、というのが正直な感想。期待し過ぎなのかな?とりあえず何もしないよりは全然いい感じですけれど。
 電源は秋月電子通商で購入した12Vの激安品。700mAで¥200と破格ですから、もしかすると数量限定の売り切り品の可能性もありますので売り切れの時はご容赦下さい。欲しい方はお早めに。それにしてもこの間の7Wアンプの時に購入した16Vのスイッチング電源も売り切れていたようなので出物は本当にお早めの方がよろしいようで。

*1:タバコよりも有害だそうです

*2:故障品