大船懐かし散歩 その4

かんのん 大船

 このところ急に自宅のPCが重くなって更新するのも大変。何せネットで次のページを開こうにも、画像が多かったりすると、途端に固まってしまいそうになったりして、なにか余計なプログラムでも入れたかと思い、それでもシステムの復元ができなかったりとそろそろイカれてきた様子です。何せ2004年モデルなものですからね、現用機は。ということで、昨日更新するのに必要なプログラム(画像編集のJTrim)など数種類以外はドンドンとアンインストールした結果ようやく軽く動くようになりました。次期マシンは明日来る予定なのでそれまで少しの我慢です。
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 『いちぜん』さんという良さそうな居酒屋さんを見つけた後、その向こうにこれまたウェブ上で良さそうだとあたりを付けていた観音食堂というお店を発見。バックに見えている駅ビルのルミネの近代さ加減とのコントラストが何ともはや。ワタクシが惹かれるのはもちろんこちらですね。

 お店の佇まいからすると、ワタクシが住んでいた頃からあったようですけれど、全然記憶にありませんでしたね。魚が中心のお店で店先のメニューを見るとまさにドンピシャなんです。それに昼下がりのこの時刻(14:30頃)でも暖簾が下がり、一杯できそうなのが嬉しいじゃぁありませんか。しかしながら、まだ街を歩いて、昔の記憶を辿り色々と見て回りたいところもあるので、後回しにせざるを得ません。

 こちらのお店、実は魚屋さんが併設されています。っていうか魚屋さんがお店を始めたというのが正解なのでしょうか。鯛のアラ(頭)が100円、マグロのアラ(血合い)が30円とは何とも太っ腹ですが、いくら冬場とは言えこれから持ち歩いていくのは邪魔臭いし、飲んでしまったらどこかのお店に置き忘れ必至です。

 『かんのん』さんに後ろ髪を引かれつつ、今度は松竹の方へと歩いてみることにします。ここでチョッと分かりやすいように今回の歩いたルートです。

 記憶の中ではこのメインの通りを歩いていけばこのイトーヨーカドーにぶち当たると思っていましたが、実際には少しズレていました。ワタクシの記憶のいい加減さが露呈してしまいましたね(苦)。大船中央病院の交差点を左に折れて、とその向こうに鎌倉芸術館、そして鎌倉女子大とハテ?こんなモノがあったけ?と首を傾げるばかり。鎌倉女子大は確か、前々回の記事にも取り上げた、笠間十字路の先を暫く行ったところにあった筈なのですが。今あらためて調べると、2003年に松竹の撮影所跡に鎌倉女子大が越してきたようです、なるほど。
 このイトーヨーカドーは昔から変わりませんね。ワタクシも買い物によく利用していました。
 
その隣りにはインポートものを取り扱う三越のショップがあったのですが、今では様変わりしブックオフが大々的に展開しておりました。その二つの間に撮影所があったんですがね。週末ということもあり駐車場へと雪崩れ込む車の列でごった返していました。
 ブックオフと言いながらも、様々なものを販売している様子を眺めて、そこを後にして通りを三菱電機の工場前を進みます。

 とあるアパートのところに、災害用のポンプがありました。飲み水には適さないとありますが、洗い物やトイレに流す分には問題なく使えるそうです。

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 そこから離山の交差点を右に折れて駅方面に向かいます。この通りはよく利用した床屋があり、また小さな古本屋さんもあったりと幾度となく通った道なのですが、やはり時は移ろい無常にも変化が訪れていました。
 どちらのお店も無くなってしまい、特に床屋さんは比較的まだ若いご夫婦が経営されていたので在ると確信していたのでとても意外でした。きっとどこかへ移転したものと思いたいところです。
 またオリジナリティのあるラーメン家(和風らうめんと名乗っていた)さんも無くなっていて残念。そこのチャーハンがとても美味しくて…。

 モノレールが見えるので、そちらへと進んでみました。うーん、この辺りはあまり記憶にないし、道路の向こうを見通してもあまりパッとしませんので折り返して戻ります。いくばくかの飲み屋が固まった雑居ビルにオレンジというネットカフェがあります。

 これまた随分と安いネットカフェですね。もし終電を乗り逃してもこれなら一泊しても1,000円で過ごすことができます。これは便利です、もしそんな機会があるなら。

 先ほどずっと歩いてきた道まで戻り、少し駅側に進むと、これまた記憶の片隅に残るうどん屋さんがありました。運ど運屋さんとはこれまた面白い屋号ですね。運を運んでくるなんて解釈もできるし縁起の良いお店かも知れません。

 そのうどん屋さんの角を曲がると、大船仲通商店会という人々で賑わう通りに出ます。なるほどこんな名前が付いていたのですね。先に進むと賑やかさを増していきます。

 花屋さんのところに路地があり入ってみるとチャンプルという面白そうなお店(Bar?居酒屋?)がありました。Openが20時からだというので、まだまだ開きそうもなく残念。2時までとなっているので夜な夜な若者が終電後に地元に帰って来て集まるお店、という感じなのでしょうか?あくまでも推測ですが。

 仲通商店会の中でも一番混み合っているのはこの辻。

 魚屋さん、八百屋さん、そしていくつかの商店が軒を連ねる雑然としたお店の数々。人々で押し合いへし合いしてまともに歩くことなど出来ません。上野のアメ横状態ですね。
 人の流れに乗りながら、そこから少し離れることにしました。

 人々で賑わいを見せる、大船市場というところは見慣れないお店です。これは記憶にありませんね。八百屋を大きくした感じでした。

 こちらに来たのは大船の名物の一つ、ALIC日進を見ることです。記憶の場所は広い駐車場になり、新店舗は横に移動していました。今でこそヤマダ電機が進出してきましたが、横浜、そして大船では電化製品というとALIC日進だったのです。大学の一年の夏休み、住み込みのバイトを軽井沢でして貯めたお金で、ビデオとTVを買ったのがこちらの店でした(懐)。

 大船市場の筋向いにあるのが、すがのさんという酒屋さん。幅広いラインナップの揃う良い酒屋さんとして印象に残っています。《そしてまだ続く》