Blu-rayを見てみた
そんな訳で(昨日の記事を参照のこと)、四苦八苦しながらも、ようやくBlu-rayを鑑賞する環境が整いました。
勤め先の社長からお借りしたソフトは以下の通り。
アバター ブルーレイ&DVDセット [初回生産限定] [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2010/04/23
- メディア: Blu-ray
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スター・トレック スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
- 発売日: 2009/11/06
- メディア: Blu-ray
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- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- 発売日: 2010/03/19
- メディア: Blu-ray
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で、色々試行錯誤している中で知っていったことなんですけれど、やはりBlu-rayの情報量というのはダンチ(段違い)な訳で、通常のDVDの容量がMax4.7GBのところ、Blu-rayは3タイトル平均35〜40GBとなっていて、実に数字上では8〜9倍の差があります。こういうのって詳しい人は、実はディジタルの世界ではそんなモノではなく実際の違いは〜倍もあるのだ、〜ぐらいの違いがあるのだ、などと喧(かまびす)しいのでしょうが、そういった議論はお任せいたしますっ(´Д`)っ。
んでもって、最初に見たのは昨日も取り上げた、かの有名な『アバター』です。J・キャメロンと前妻のキャスリン・ビグロー監督の『ハート・ロッカー』とのオスカーの取り合い合戦でも有名ですが、売れた割にはワタクシこのアバターの出てくるキャラクターというかそれこそアバターの表情が苦手で。SFファンタジーものが全くダメなんですよね、ワタクシ。
我慢しつつ、まずはDVDを少し視聴し、Blu-rayを見ようとしたら、先述のトラブルに見舞われたので少し日を置いての視聴。なるほど、オープニングというか本編の始まる前の配給会社の映像からして違いが判りますね。映像のひとコマといいますか、ディジタルの粒子といいますかとにかく粗さがすごく滑らかな感じがします。そして黒の映像が非常に奥行きのある感じで、これはTVに接続しているのではなく、PCのモニター(21.5インチワイド)だから余計に詰めこまれて見えるからなのでしょうか。いずれにしても、VHSのビデオを見て慣れていた時代に、DVDを見て驚いたぐらいの差が感じられました。実際にはその映像の差が、映画の楽しさを左右するぐらいなら映像技術・CG技術の勝ちであり、本編・ストーリーの面白さとは別の枠で語られるべきなのでしょうが。
昨年末、世間一般でひとつの現象まで巻き起こしたハリー・ポッターの最新作(ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1)を全く予備知識なく生まれて初めて見ましたが、これがまた非常につまらない駄作に感じました。前振りを知らないでも楽しめなければ作品として成立し得ないのではないかと思うのですが、話の前半は完全に追いつくのにやっと。後半は明らかに人気作品の続編を意識した前振り、伏線をあちらこちらに散りばめるあざとさが目に付きまして鼻白むこと夥しいのです。まるで次の作品を見ることを前提にした映画の予告編を長尺にし、お金を取られている感じです。唯一感心したのが、オリナスの映画館の音響設備。ノイズも殆ど感じずに、音響効果も抜群で、ストーリー的に詰まらないから逆にそんなところに注意が行く始末。
閑話休題。
それで、『アバター』もあの怪物のようなアバターが出てきてどうも見る気も消え失せ、20分ほどで替えてしまいました。全く時間の無駄でした。教訓:自分の興味のないものは我慢して見たり聴いたりしても、時間の無駄であり、人生では取り返せないものである。
お次は、これまたやはり過去の遺産にかじりついたとも言える『スター・トレック』。スポックのあの有名な髪型ぐらいは知っているけれど、予備知識なく、そして期待もせずに見たけれど、それが効を奏したのか意外にすんなり入っていけて楽しめる作品でした。後半ややハリウッド的な御都合主義(スポックを船長代行から引きずり下ろす下りなど)、鼻につく点もないではないけれど、娯楽作品としては単純に楽しむべきでしょう。もう一つの『2012』はまだ見ていないので何とも言えないです。