燻製作り・干物作り

ササミ

 年末、休みの暇を見つけ念願の燻製作りをしてみました。食材として何が良いのか迷いましたが、鶏のササミを使って試してみることにしました。
 まずは、ネットで情報を収集、ササミを塩・粗挽きコショーを振り、密閉容器に入れて冷蔵庫で保管。一日半程で開けて見るとかなりの水分が出ています。これだけ出ていればかなり身も締まるというものです。
 
出た水分をキッチンペーパーで拭き取り一旦、風干しをするのですがたまたま、前日にハーブ類を入手しましたので、振り掛けてみました。タイムとローズマリーの粉末で、ギャバンの缶入りのものです。初めて買いましたが、どちらも振り掛けると同じような色でどちらがどちらだか判らない結果に。まぁ気分ですね。大体、順序が逆みたいなものですから気にしてはイケマセン。
1・2時間風干ししたのですが同時に作っていたサンマの開きに、少しハーブ類の粉が掛かってしまいましたが、後で食べてみると別に感じませんでした。それよりも開き自体が美味しく出来て良かった(^^)ゞ
さていよいよ燻煙に。買って来たまま箱に入った折り畳み式のスモーカーを組み立て、キッチンのガス台にセッティング。煙たくなっても換気扇が吸い取ってくれます。下からは加熱せず、スティックタイプのスモークウッド(ミックスタイプ)に火を点けます。端には着火剤が付いているようなのでそこが燃えてから(着火剤の匂いが食材に付かないように)、スモーカーにササミを吊るします。デフォルトで3ヶ付属していましたが、今回、ササミは5本、数が合わないので二つ掛けたりの苦肉の策。S字のフックはもっと用意しておいた方が良いでしょうネ。そう言えば買って来たなぁと思い出し、温度計を差し込み温度を測ると40℃。この状態で2時間ほど。
今回のやり方は冷燻というやり方に近いので、加熱しないとなりません。そこで他所様のサイトで参考にさせていただき、ビニール袋に入れてボイルしました。沸騰したお湯に15分ほど。結果、引き揚げてみると穴が開いていたのか水が浸入していました。
 しかし試食してみると、燻製の香りは飛んでいませんでまずは成功。仕上がりは結構硬く締まっていまして流石にかなり脱水されている様子。ただ、塩辛過ぎて今度作る時はもう少し塩を控えなければなりませんね。それか漬け込む時間を少なくするか。何せ初めての燻製作りなのでこれから試行錯誤ですね。