Coast to coast/Steve Morse Band
- User Friendly
- Collateral Damage
- Get It in Writing
- Morning Rush Hour
- Runaway Train
- Long Lost
- Oz
- Over Easy
- Cabin Fever
- Flat Baroque
R・ブラックモアが去った後にディープパープルのギタリストととなったスティーブ・モーズがリーダーの'92年の作品。
"Dixie Dregs"という名前は知っているもののどんなバンドだか知らなかったのですが、たまたまCDショップで安く売っているのを発見、もう一枚"Stressfest"と共に買ってみました。
Instrumentalとしましたが、いわゆるFusionのようにJazzテイストは皆無。HR/HMのVo.無し、インストパートばかり集めたようなアルバムです。とはいうものの超技巧のバンドなので楽器をやっている方は楽しめそうです。またスポーツ系のTV番組やPVに使われそうな曲、番組のオープニングやエンディングに使われそう。#1は軽快な曲調でハードドライビングなキャッチーな曲。続く#2もそのテンションを保ったまま。ギターのリフはどれも一筋縄に行かないチョッとひねったものが多いのはプログレタッチが好きな方にはにやりとさせられてしまいますね。バックのリズム隊B.&Dr.の二人も巧い、巧い。3人とは思えない完成度です。3ピースとしてはワタクシが敬愛する"Rush"がいますが全くアプローチの仕方が違います。#5あたりはカントリータッチでいかにもプログレバンドとは違う感じがします。
全10曲、36分少々なのであっという間に聴き終えてしまいます。