川崎巡りは丸大ホールから

Azalea

 ほぼひと月振りに川崎へと行って参りました。どういう訳だか川崎がとても気に入ってしまったMさんとワタクシ。前回は楽しかったネェ、次回はどうしようか?と盛り上がっていたら、北極会のメンバーでもあるNさん♀とご友人のSさん♀も行くということになって、俄然どこに行こうか、と本気で考えることとなりました。
 前回行ったお店で、欠かせないところもあれば、同じところばかりでは能がない、と考えふんわり親方さんがコメントを寄せて頂いた、丸大ホールというお店に行ってみることにしました。ネットの情報ではかなり大衆食堂風味の強い居酒屋さんだそうですが(逆も然りで居酒屋風味の強い大衆食堂)、どんなものでしょうか?

 『ガラリと開けるとお客さんがみんな一斉にこちらを見る』と書かれていたように、間口の広い立派な暖簾を掻き分けて引き戸を開けると、お客さんがこちらを見ています。というか入口のすぐ隣り上のところにTVがしつらえてあるので、一杯やりながらTVを見ていると自然とそういう向きになるのです。まぁお客さんの構成比率男性9:女性1なので自然と比較的若い部類に入るキレイドコロを引き連れた我々に注目されていた人が居ましたが。店内は意外にもクーラーが効いていてホッと人心地。当方の勝手な予想でエアコンがないのでは?と思っていたのでこれは嬉しい誤算。

 いやぁ、心を揺さぶられるメニュー構成です。さすがに染め抜きの暖簾に大衆酒場・大衆食堂と両方掲げられているように、入口から見て右側の厨房側に食事のメニュー、左側の壁にツマミ系のメニューの短冊がビッシリ貼られています。食事系のも気になりますが、ココは先ず一軒目ですしこの先長いので軽くマグロぬたとイカげそで。
瓶ビール(大瓶)はスーパードライ一番搾り、ラガーが氷水の入った中で出番を待っているようです。常連さんは慣れたもので、マイペースなオバチャンに素早く大きい声で的確に注文を告げます。コチラは初めてなのでその雰囲気に圧倒されます。それでも小一時間の滞在で汗のひいたワタクシ達は次なるお店へと向かうのでした。それにしても、味のあるいいお店でした。ふんわり親方さん情報ありがとうございました。