川崎大師へ〜ごりやく通り

tominxanadu2011-09-24

 平間寺を後にしたワタクシは、再び参道を歩いて川崎大師駅方面へ向かいました。本当のことを言うと、境内を歩いている時に気がついたのですが、裏口といいますか西側にも出入り口(正確には西解脱門といいます)がありますので、そちらを通ればもっと早く駅にはアクセスできますし、実際通行人が自転車を押してショートカットに使っているようでした。急ぐ旅でもないのでワタクシは来た道を引き返したのでした。
 川崎大師の公式HPから案内図を拝借して貼っておきます。
 来た時に見掛けたお店を眺めながら、先ほど過ぎてきた『もっこす』さんを観察。来る時は道路の向こう側を歩いて来ましたからね。

 九州ラーメンのお店だと思ったら、九州の料理を出す居酒屋さんのようですね。馬刺しがハーフサイズから頂けるのは嬉しいですね。
一人だと結構な量の場合がありますから、ちょっとツマミたい時にはこのほうが便利です。

 時間が遅くなり営業はしていませんでしたが、確か来た時は営業していました。ランチタイムは終っていたのでしょうね。開店15周年ということで飲み物メニューが半額になっているものもあったり、おつまみは日替わりで¥100からと大変格安のサービスが行われている模様。

 駅前を経由してパチンコ屋を曲がると『ごりやく通り』の名のついた商店街に出ます。到着時に既に、もつ焼き屋さんを見掛けていましたが、まだ営業している様子もなかったので通り過ぎてすぐに立ち飲み屋さん発見。これは幸先が良いですね♪

 でもまだ通りは入ったばかりで、その奥も続きそうなのでとりあえずはチェックしておくだけに留めます。割と綺麗に整備されていて、ワタクシ好みのもう少し猥雑とした感じがないのは残念ですが、通行には良さそうです。晴れた青空の下、通りの向こうから神輿のような行列がやってきています。今はどこでも祭りの真っ最中ですからね、現にワタクシも近所の祭りの騒々しさから逃げるように出てきた訳ですから。通りの中ほどで子供たちがリヤカーを引きながら先導の子供がパンフレットを渡してくれましたが、『長十郎なしのお帰り』とかいうことで、収穫祭のようなものでしょうか。通行を阻まれてしばし休憩ですが、向こうに見える幹線道路まではそれほど眼を引くようなものはなさそうでしたので折り返すことにしました。

 途中の路地を入ったところに、日の出屋食堂さんという大衆食堂がポツリ。大衆酒場、大衆食堂、大衆割烹、どちら様もニッコリWelcomeのワタクシです。メニュー構成を見ると予想通り洋食というか昭和な感じのメニューが並んでいたような。


 藤やさんという中華と軽食のお店。こうした場合の軽食というのは何でしょうね?いつも不思議に思ってしまいます。ワタクシにとってイメージされるのはサンドイッチとかホットドッグだとかそういうものを想起しますが。食品サンプル合羽橋に行くと結構高いのですよ、これだけ揃えるとなると万単位でしょう。

 メニューを眺めるとやはりありました、サンマーメン。神奈川を中心に広がるメニューですね。多摩川を越えた蒲田辺りもあるでしょうが、やはりここから横浜方面に向かうとどんどんメニューに載せているお店が増えることでしょう。

 さて先ほどの立ち飲み屋『大福』さんに戻って来ました。まずはホッピーを頂くのは間違いないのですが、オススメのメニューも心惹かれますね。まだまだ先ほどの昼ご飯が消化しきれていないのが残念。暑い中歩いて来て乾いた喉にホッピーを。タオルで汗を拭き拭き飲んでいたら、さっき写真撮っていた人でしょ、と女将さんから突っ込まれました(;^_^A。カウンターの端に常連さん達らしき人々が固まって飲んでいます。
 西村京太郎のドラマを見ながら飲んでいると少しずつカウンターも埋まり始めました。見ると、メニューの最初の方にあるマグロのぶつ¥300がとても良い感じです。次回はちょうどいい感じのお腹の空き具合で来ようと固く心に誓いながら中身をお代りしただけでお店を出ました。返す返すお腹が空いていたらと、軽く後悔。
 お店を出たのは、一つには散々歩きまわって立っているのも疲れてきたこと。やはり夏場出掛けることを嫌って歩かなかったから脚力が落ちているようです。もう一つは空模様が変わって雨が降りそうになってきたとの情報がお客さんの会話の中で出てきたこと。この日のすぐ後に例の台風15号が来ることになっていたので退散することにしたのです。

 ごりやく通り入り口すぐのもつ焼き『ときはや』さんも提灯に明かりが入って営業を始めたようです。横目で見ながら駅へと急ぐのでした。