新宿 東南口にて

 昨日は実に久しぶりに新宿へ行って参りました。新宿タカシマヤ内の東急ハンズに所要があったもので、閉店時刻を気にしながら、まぁそれでも平日の木曜だしとタカをくくっていたら、意外や意外、用のあるコーナーは結構な混み具合でやや焦りつつも、何とか店員に用件を告げて支払いを済ませてしばしの待ち状態。こうなれば久々の新宿の街を楽しめるってものです。
 今更言うまでもなく、ワタクシは大衆酒場が大好きで類似した大衆割烹、大衆居酒屋なんかも好きですねぇ。同じ『タイシュウ』でも臭い方の体臭は近づきたくないですねぇ(当たり前だ)・・・(;´∀`)。
 さてもう一つ、大衆食堂というのも、これ又魅力を感じるものの一つです。ここ新宿駅の東南口には長年入ってみたいと思いつつ、入ったことのないお店があるのです。

 長野屋さんというお店です。東南口の階段を降りてきて直ぐ目の前に位置する一等地です。今回は東急ハンズの用もさることながら、ここで一杯引っ掛けようというのも目論見の一つでした。ようやく積年の思いを果たせるのです(←大袈裟)。
 ザッと店頭のメニューを眺めつつも入口近くに座っているグループのお客さん達が実に楽しそうにしているので、即刻入ってみることにしました。手前からレジカウンター、複数が座ることの出来るテーブル、そして奥に行くに従い変形のお店の形状に合わせて小ぶりの2人掛けテーブルがしつらえてあります。

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 奥には一人で定食を食べに来ているサラリーマンが複数、一見外国人かどうか判別しかねる女性店員さんに促され、その中に混じることとなりました。

 壁に貼られた沢山の品書きから肉豆腐¥400をチョイス。飲み物は残念ながらホッピーがなかったので次善の策でウーロンハイ¥350。ビールはチョッとお高めな感じがしましたが、やはり新宿という場所柄仕方ないですかね(^_^;)。壁に据え付けられたTVを見ながら待つことしばし、運ばれてきました♪定食だとこれにライスとお味噌汁、お新香が付いて¥700。ただしおかずとしてだとこの量であるかは不明ですが。向かい側のサラリーマンが食べていた鯖焼き定食¥700の鯖は立派な大きさでしたので。
 ひと通り、おおよそツマミとして欲しいようなものは揃っていて、定食のおかずだけをツマミとして単品で頼むことが出来るようです。
 甘辛い肉豆腐をつまみながら積年の思いを果たした満足感に浸りながらウーロンハイを空けると少し、いやいささか涼しくなった夜の新宿の街にまた身を漂わせるのでした。