コーヒー酎を作った

コーヒーのパックと焼酎

 昨日の三ノ輪からの帰り道、都営大江戸線両国の駅を降りて、地上に上がりますと北斎通りを東に向かいます。いつもお世話になっているバーに立ち寄ると、何かイベントか何かの作業をしていたのでまた来ると言い残して、近くの河内屋で寶焼酎のペットボトル2.7Lを買って来ました。
 普段ワタクシはコーヒーよりも紅茶もしくは緑茶党。朝は必ず起きて歯を磨いてからお湯を沸かして緑茶を入れるのです。コーヒーは小学5年生まで飲ませてもらえずに育ったので、紅茶や緑茶のほうが馴染みがあるようです。もしコーヒーを飲むのであれば豆から挽いてドリップするのですけれど、最近はヤカン代わりに使っていたパーコレーターに穴が開いてしまって、水漏れがして以来処分してしまったのでトンとご無沙汰。インスタントは論外だし、もらい物でカップにセットしてドリップする使い切りタイプのものがあるのに気が付きました。

 買って来たペットボトルの焼酎を同じサイズのボトルにジャバジャバと注ぎ込み、その使い切りのコーヒーをパックごと投入。一パックは口を切ってしまったのですけれど、よく考えたら別に移し変える必要性も感じないので、キッチンペーパーで包んで木綿糸で口を縛って投入しました。バランスが悪くコーヒー色の焼酎に浮かぶテルテル坊主のようになってしまいましたが。
 一晩経って今朝見てみると、既にかなりの色が出ています。モノの本によれば豆のままのコーヒーを使うと一週間ほど掛かるとなっていますけれども、挽いてある豆なのでかなり早く抽出されたようです。残念ながら今日は禁酒日なので味は確かめられないのですけれども。
 これを使って何をするのか?ということですけれども、ワタクシのこよなく愛するホッピー、その黒ホッピーはあまり通常好まないのですが、このコーヒーを漬け込んだ焼酎との相性は抜群なのですよ。というかクイクイいけて、危ないぐらいの魔性の飲み物と化すのです。赤坂の尻臼という居酒屋で飲んだ時に、身の危険を感じて以来いつか試してみようと思っていたものです。
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 引き続きオーディオネタ、というか覚え書き。

 サブ・システムを構築してしばらくその状態で聴くことが多く、久し振りにメインのシステムに灯を入れると、うんやっぱりこの音だな、と思う反面今まで気にしていなかった部分にも改めて気付かされるというやや一歩引いたところから客観的に見られるようになったというメリットがあります。ドーム型のTweeterと低能率のウーファーのサブ・システムに対し、高能率型ホーンの高音と中音域、それにやはり98dB(別データ100dBとも)ではという高能率のウーファーのメインシステム。やはり鳴り方やVo.の聴こえ方も違いが出て興味深いものがあります。ところでCDプレイヤーとプリアンプは共通で、チャンデバ(チャンネルデバイダー)をベリンガーのDCX2496(サブ・システム)とDBXのDriveRack260(メインシステム)の両方を繋いでいます。ところがSPの能率の違いこそあれど、切り替えるととんでもない音量の違いがあるので、メインの設定も少々いじることにしました。以下自分のための覚え書き。

 今回のコンセプトはパワーは絞って、プリで持ち上げてやるということ。以前も同じようなことを考えて設定していたのですけれど、それ以前はパワーをフルに使わないともったいないという頭でまだそれが抜けていなかったようです。高音域、Tweeter領域ですからアンプはヤマハのB-4のゲインを一番絞った状態から少し上げたところでしばらく聴きながら調整。チャンデバの設定はクロスオーバー周波数は8KHzで変更なし、ゲインを−3dbにしました。遮断特性というのでしょうか、フィルターはLR、リンクウィッツ・ライリーの24dB。




 3、4番は中音域、鳴らすアンプはマッキントッシュのMC7300。ボリューム(入力感度)もかなり下げてみました。今まで10時位置だったところから、8時位置ぐらいです。実際には7時位置でMin.なのでほんの少しというところです。ギャング・エラーがあるので聴感で位置決めをしてバランスをとってあります。
 下は794Hzから上は当然ながら高域との関係で8KHzにしてあります。確かこれも当然とか言っているけれど、変更は出来たような気がしますが。遮断特性は一緒のリンクウィッツ・ライリーの24dB。ゲインは15dBと聴感で決めましたが、もう少し中域の音の厚みを増したい気がします。ここからはPEQ等のイコライジングが必要になりそうです。




 5、6番は低域。ClassicProのCP1000で鳴らしますが、これもかなり絞りました。−35dBというのが現在の位置で、時計の針的に言うと8時半ぐらいの短針の傾き加減でしょうか。これももっと絞ってチャンデバのゲインを調整するという方法もありますが、マルチはいじる所が多過ぎてどこかに決める方が宜しいようです。これのゲインは5.5dBということでこの二・三日の調整では落ち着いています。
 サブと較べて少々CDによっては高域が強過ぎたり、絞ると音が途切れたりと難しいのですけれど色々と試行錯誤している今日この頃なのでした。