続・重い音楽にハマる前時代〜Thrash Metal

 引き続いて、個人的な音楽史の話。1985年頃の話です。学校帰りに同級生の家を訪れたメタルキッズ。ベーシストでもあった彼の家で家業の菓子をつまみながら、Iron Maidenのベースリフを聴かせてもらっていたりしたのですが(当時はナンノコッチャ解りませんでしたが)、急に例の曲をとかけられたのが、泣く子も黙るMetallica
Battery by Metallica

 アコースティックな調べからの、突然の展開に、んー、当時はLAメタルに慣れていたワタクシの耳には激しすぎて正直受け付けませんでした。同級生たちが、その落差・ギャップに感じ入っている中、ふと取り残されている感じが致しました。
 そして高校に入った後に、それまでの環境とも、友人関係とも変わり新たな友人から教わったのが、Anthrax
Madhouse by Anthrax

 今見返してみるとかなりアブナイ映像で、多分今なら放送禁止か自主規制が敷かれると思うのですけれども。友人から借りたVideo Tapeの映像に、というよりそのソリッドなリフに、そしてメロディアスなVo.に物凄く惹かれたのは確かです。
 その後、受験期の暗黒時代に突入し音楽を聴くこともままならない時期になってしまいましたので、スラッシュメタルを深く掘り下げるのは先延ばしになってしまいましたが、そんな時代にFMラジオで知ったのがTNTというノルウェーのバンド。ハイトーンのVo.がアメリカ人でしたので、意外とノルウェーとは言っても『らしさ』はあまりないのかも。
Everyone's A Star By TNT

Desperate Night by TNT