大阪☆西成ツアー〜キムチ屋・ホルモン道場〜

これが普通の価格です!

 一軒目の立ち飲み屋『難波屋』さんで軽くウォーミングアップを済ませて出た二人が次に向かった先は、萩之茶屋商店街の中のキムチを初めとした韓国料理が楽しめるその名もずばり『キムチ屋』さんです。店頭では先程の生野の『御幸通商店街』のお店には敵いませんが、豊富なキムチを売っており、中にはカウンターとテーブルがしつらえてそこで食べることが出来るのです。


 カウンター中ほどに席を構え元坊さんはチャミスルボトル360ml¥500とワタクシはマッコリすりきり一杯¥380を頂くことにします。結構飲み応えがありそうですが、どうでしょう?
 キムチの盛合せは幾らかわかりませんでしたが、後で計算したところ差し引き残った金額が¥320でしたので、¥350のところ端数をオマケしてくれたのかも知れません。それにしてもオイキムチ、ペチュキムチ、カクテキの盛合せでこのお値段は安いですネェ^^。見た目ほど辛くもなく、丁度いい漬かり具合で、非常に食べやすいです。『生キモ』と表示されていたレバ刺し¥500は胡麻油と塩で頂きます。すりおろしの胡麻も入っていて、レバーは少し厚めのブツ切りに近い状態でプリプリしています。針ショウガもやや太いものの辛さが立つわけではないので、良いアクセントとして活きています。さすがに立って飲むわけではないのでユックリしてしまいます。焼酎は元坊さんお一人で飲み干すと後が大変なのでワタクシもお手伝い。ロックで3杯分は優にありました。お会計をしてもらうと¥1,700/2人でした(驚)。
 南海『萩之茶屋』駅前を通り過ぎまだまだお店は続きます。元坊さんが美味しいといわれる讃岐うどん屋さんもありますが、ココで食べてしまうと後が続かなくなってしまうので泣く泣く諦めたりして、少し先のスーパーまで辿り着くと、元坊さんは少しお土産として『旭ポン酢』等を購入、折り返します。
(沼袋のぽぱいさんと行った『ホルモン』さんにそっくりな暖簾)
 すると先程寄らせてもらった『キムチ屋』さんのすぐ隣のお店が今度は営業しているではありませんか。『ホルモン道場』というそのお店は元坊さんがなかなか営業日に出食わさなかったので何度も涙を飲んだお店だそうです。一も二もなくサッサと外観を撮り終え入店。良い感じの煤け具合です。
 元坊さんはチューハイ¥300を、ワタクシは焼酎お湯割りレモン入り(共に『いいちこ』)¥300を飲みながら待ちやって来ました『ホルモン盛合せ』 ¥400。店頭の鉄板で焼かれて出て来るのですが、プリプリのアカセン(ギアラ)、テッポウ、レバーなどがミックスされていて醤油とソースの特製のタレで炒められています。ワタクシは普段ソースは苦手名のですが、ココのは割合が良いのか実に美味い!と唸ってしまうのです。串に刺したのはテッポウでしょうか?一本¥60と実に安くて美味いですネェ。また付け合せの炒めたもやし、そして付けますか?とオプションのおろしニンニクが美味さを倍増させてくれます。
ついつい『一軒一人一杯一品』のルールもあえなく崩壊、ここでこれを食べなくちゃ絶対後悔するのでは?と二人の隣の方で注文されていたスープ¥200も追加し、メニューを見て気になっていたミノサンド¥400もオーダー。このスープ、たいした具は入っていない(キャベツ、玉ねぎ、肉のカケラ)のですが、実に味わい深いスープで少々脂っこくなった口をサッパリさせてくれます。ミノサンドはいわゆるミノ(牛の第一胃(ルーメン))とミノの間に脂のような層が挟まった部分でプリッとした食感とプルンとした柔らかさを併せ持ち絶妙な美味さでした。またスープはメニューに無いのですが玉子入りのスープもありこれは今度是非モノだ!とテンションの上がった二人は早くも次回のことを考えてしまいます。ここでもお会計は二人で¥1,720と最早驚かなくなりつつも、やはり安さに唸ってしまいます。そうして3軒目も満足して次なるお店を目指す二人でした。《続く》