北帰行〜赤羽、まるよし・いこい〜

まるよし@赤羽

 なかなか北極会(北千住を極めようとする会)の活動が行われないまま、いつしか時は過ぎ・・・。主力メンバーのHさん♂とも最近お会いしていないなぁと、メールを飛ばすと都合良く土曜日にお会いできる運びとなりました。土曜日にも関わらず大宮でのお仕事なのでこちらが出向く事にしました。住む地域は近いもののこちらまで帰ってくることを考えると遅くなりそうなので、ルートを考慮し赤羽で落ち合うことにしました。メールのやり取りで王子の名前も出て来ましたので、Hさんの頭の中では王子も最有力候補になっていたようです。 とりあえず赤羽に降り立ったワタクシにHさんから送られて来たメールは『王子には30分後に・・・』との旨が書かれていて、もう既に改札を出ていたワタクシは赤羽に誘導しました。もう一度電車に乗ってもいいですけど、ワタクシ的にはもう久し振りの赤羽☆ナイトなんです(嬉)。前回来たときは日曜のしかも昼間でしたから。
 一軒目は前回昼間の日曜で入ることの叶わなかった『まるよし』さん。少し雨がポツリポツリと来ているので駅の目の前にこうした名店があるのは助かりますね。ちなみにこの写真はお店を出てから撮ったものなので、ノレン越しに見える方はHさんではありません(爆)。



 いつものように混み合った店内は二人で入る余地がなさそうでしたが、丁度出る四人組みが居たので、入れ替わりにすんなり入れました(喜)。階段下のテーブルでしたが、二人では広く四人では小さい微妙なスペース。まずはおススメのマグロぶつ、餃子と好物のレバ刺し、こちらの名物『キャベ玉』を頂きます。混み合うお店ながら注文した品の出て来るのが早いのも特徴的。値段も¥200から¥300台とどこぞのチェーン系居酒屋に見習ってもらいたい廉価な値段設定で充実の内容。お店の賑わいも素晴しいです。女性一人で入れるようなお店でもないのですが、一人出来ている方もいたり、女性の格好をしている方も周りに同化して飲んでいる、そんな雰囲気が素晴しい!まさに大衆酒場です。この日は土曜日だからなのかスーツよりも圧倒的にラフな格好の紳士が多いように思いました。
 串カツもボリューミー(笑:こんな英語はあるの?)で玉ねぎと肉のアンバランスさが気になるものの、これ一本でかなりお腹が一杯になる一品。煮込みは通常タイプと、スモールサイズがありますのでここまで食べてやや一杯になってしまった我々は、スモールサイズでお願いしました。やや煮込み不足でしたが歯応えのある食感と言えば言えなくもない状況。Hさんは大生、ワタクシはホッピーのセット(こちらのは通常のお店の約二倍、中の焼酎は180mlグラス一杯)を飲み干し、お会計は¥3,600そこそこ。空腹が満腹感に替わりつつ、次のお店へ。
 赤羽と言えば立ち飲みの名店『いこい』さんです。実はもうこのお店の名前は何年も前から存じ上げていたのですが、入るのは初めて(恥)。やはり赤羽は名店揃いですね。フードのメニューは¥110から¥220と非常にリーズナブル。
 まずはハイボールとウーロンハイ(Hさん)、を頼んで、焼き物を注文。写真は撮り忘れましたが、ねぎ間・タレと皮・塩で焼いてもらいました。タレは思いのほかサラサラとしているので、見た目、渡された時にこれ違う人のじゃないの?と言いかけましたが食べるとなるほどこれはタレです。ドロっとしていないので、絡まないようです。皮も非常に柔らかい仕上がりで今までの焼き鳥の概念が覆されてしまいます。まだお酒が残っていたので追加して。
 ホウレン草おひたし¥110、カレイ煮付け¥220。ここら辺が『いこい』さんの真骨頂でしょう。ホウレン草はサッパリしそうだから、と箸休め的に頼んだのですが、これが意外や意外茹で加減がバッチリ、シャキッとしていてクタッとした食感を予想した自分を恥じたのでした。カレイは、まぁそこそこ。でも味付けは良い線いってました。これだけ食べて飲んでも一人¥700ほど、やはり立ち飲みの聖地と言っても過言ではないです。
 やや満腹になりながら再び電車に乗り王子へ移動する二人でした。
《続く》