大森でお買い物・Bye Bye Blackbird/Kevyn Lettau

山王小路飲食店街

 大森駅北口といえば、ダイシン系地域密着型スーパーの『ナガサワ』と駅ビルである『ララ』が強力タッグを組んでいたのは今は昔の話。『ナガサワ』は存在自体なくなってしまいドラッグストアに変貌を遂げていますし、『ララ』は存在こそ残ってはいるものの中身はといえば、ゲームセンターやカラオケ屋に侵食された、地方都市のショッピングセンター並のものですが、この3Fにレコファンがあるのです。ワタクシが住んでいた頃には無かったのですけれど、あれば入り浸っていたでしょうね。
Bye Bye Blackbird ワゴンセールのCDの中にお気に入りのKevyn Lettauのアルバムを発見。『ワゴン内、全て税込み千円以下』と謳っているにも拘らず税込み\1,029(税抜き\980)の値札表示でしたので、レジで交渉すると¥980−200(¥200オフのセール)=¥780でゲットできました(嬉)。
 買い物をした後、池上通りを南口方面に、文字通り坂を下ります。
 昔から残っている立ち食いそば屋(信濃路)を越えてパチンコ屋の角を曲がると、左手に線路沿いの小さな横丁が見えます。『山王小路飲食店街』と表示されています。そういえばここの横丁には来たことがないな、と早速入って見ることにします。

 振り返って、昔通っていたパスタ屋さんのあった場所を見ると、今では『ここや』という居酒屋さんに変わっていました。道路からは少し降りるかたちですが、線路側からは上るという、一風変わった地形でお店自体は壁に埋め込まれているような独特の雰囲気がありました。何度も通ってお店なのに名前も思い出せないなんて(悲)。気を取り直してもう少し階段を下ります。


 土曜日のそれもまだ17時過ぎですので、お店もまだ開いていないのもあるかもしれませんが、明かりが灯っていない店舗も多数あり少しうら寂しい印象は拭えません。それでもいくらか赤提灯が気分をかき立ててくれます。反対側も撮ったのですけれども、そちらは載せない方がヨロシイでしょう。




 明かりが灯っていたのは『俺の城』という立ち飲み屋さん。うーむ、凄いダイレクトなネーミングですね。大きいとは言えないものの、一軒のお店を開けば一国一城の主ですからね、そう名付けたくなるのも無理もないでしょう。こちらのお店は16時からの営業でしたので、準備は万端、お客さんが入るのを待っている状態でした。非常にそそられましたが、ワタクシには一軒目の目当てがありましたから、また今度訪れることにしましょう。


 以前、イトーヨーカ堂大森店だった建物。今は訪れたことが無いのでどうなっているのか存じ上げませんが、元々イトーヨーカ堂さんはこちらの建物を賃貸契約していたのですけれども、大井町に新たに大きな大井町店をオープンさせたことを契機に大森店の存続を止めることにした模様です。ワタクシがアルバイトしていた頃は、売上も苦労していたような記憶があります。(写真は色合がオカシイですけれども、WB(ホワイトバランスをオートから曇天モードに切り替えたらこんな風になっちゃいました。その後画像を確認してすぐにオートに戻しました。)

 その並びにある、駅南口の階段を下りてすぐの信号を渡ると目に付く書店とうなぎ屋さんはこれまた長く続いているようですね。ワタクシが初めて大森を訪れた頃から全く変わることないです。うなぎ屋さんは『丸幸』さんと言いますけれども、入ったことはありません、あしからず。


 池上通りをもう少し進むと、高架の下をくぐって東側(海側)に出られます。くぐって正面にはアーケード街である『ミルパ』が大きく口を開けていますが、一つ目の路地を線路沿いに右に曲がると、こんな飲み屋街に出ます。『満州里』さんというのも、山王にある『大連』さん同様、大森・蒲田辺りの特集記事の雑誌が発売されると取り上げられるお店ですね。でも昔は右側のビルに入っていたような記憶だったのですが・・・?