京浜東北線ツアー 赤羽編

 横須賀へ行ったかと思うと、返す刀で、ではないですけれども、京浜東北線のツアー、みやけんさんぽぱいさんの3人で東京北部の主要乗り換え駅である赤羽に集まりました。昨年の10月以来の集合です。
 諸般の事情で今年はなかなか集まることが出来ませんでしたが、来年はもう少し集まって飲むことができたら良いなぁと思います。
 のっけから、事前連絡があった通りにぽぱいさんは途中離脱して仕事に戻らないといけないとのことでしたので、集合時刻に集まった我々3人は行きたいお店の候補を寄せ集めて、未訪の地を目指しましたが、この日は残念ながらお休み。しばし呆然と立ち尽くしそうになりましたが、残り時間も少ないので気を取り直して、道すがら見つけておいたみやざき屋さんというお店へ。40人ほど入れそうなお店ですが、フロアの大半はテーブル席、小上がりの方がやや狭い造りで12名で一杯になりそう。そのフロアのテーブル席にセッティングがなされていて、宴会が入っているようで、お店の人がピリピリとテンパっているようです。まぁとりあえずホッピーが飲みたい一心で入ったのですからサクッと飲んでお暇しましょう。

 宮崎(県)といえば鳥料理、チキン南蛮や地鶏の炭火焼が有名ですが、冷や汁というのも個人的には気になるもの。しかしながらこの12月という寒い時期に食するものではなく、夏の食欲のないときに食すべきものでありましょうから却下。地鶏のたたきと炭火焼、かぶってしまいますが両方注文。
 TV等で見るたびに思っていたのですが、宮崎のこの炭火焼きって炭火の上で豪快に焼いて、って表現されますが黒焦げ臭いのではないかと常々思っていました。思いの外、早く提供されたのですが、箸をつけてみると案の定、焦げ臭いです。それ以上にガッカリさせられたのは、作り置きの上に温め直しも不完全で全体的に冷たかったこと。宴会の用意で手一杯で、忙しいのは分かるのですが、レンチンでも構わないけれどももう少し熱さの確認が欲しかったと思います。

 地鶏のたたきは、予想通りというか、まぁ間違いのない一品。ポン酢と柚子胡椒があれば文句無いです。入店時のお店の人のあしらいで躓いて、料理やドリンクも我々の予想を超えるお値段でしたのでここらで引き上げて次のお店へ行くことに。
 最初の目的のお店へと向かう途中に見つけておいた赤ちょうちんで、鳥月というお店。外の店構えは悪くないものの入った瞬間、あ、やっちまったなぁという不穏な空気が。職人気質の親父さんと愛想のいい女将さん、というお店ではなく大陸系の女性が2人で切り盛りしていました。

 それでも、ホッピーは完備、先ほどのお店よりも2割安なので文句は言えません。驚かされたのが、こちらのお刺身。何事かと思ったら、これがお通しなんです。ワタクシの見立てではカンパチの刺し身。*1

 ぽぱいさんチョイスの厚揚げ焼き、安定感抜群のつまみですね。一人飲みだとその後のことを考えると少し持て余し気味になりますが、3人だといい具合ですね。

 こちらはみやけんさんチョイスのいか丸焼き。みやけんさん的には脚まで付いていないから、丸焼きと言うにはゴニョゴニョとご不満そうでした(^_^;)。先に帰途についたぽぱいさんから¥1,000だけ徴収して、ホッピーの中もおかわりしてお会計¥4,000程と手頃なお値段。トイレのドアの不思議な造りでトイレの度に苦労させられるけれども、案外普通に楽しめるお店でした。ということで、2人はまだ赤羽の夜を楽しむのでした。(やはり続く)

*1:もしかしたらシマアジかとも思いましたが、脂の乗りからワラサより若いイナダかとも思いました。