Wミニこけんで東京横断

野方五丁目商店

  



さて、『藤や』さんで飲んでいる最中に、楽笑会長の下に頻繁にメールが来ます。差出人は城西支部だということなんです。で、やはり城西支部でも野方でミニこけんを開催しているということなので、楽笑会長が顔を出さないのはまずいだろうという結論に至ったようなんです。次のお店に、と『藤や』さんから出た我々なのですが、楽笑会長が座敷に座っていたので足の痺れなのか、ヨロけてしまったのを見逃さなかったワタクシは、会長のお供にやはり行こうかということになりまして。蒼龍さんにも言うと次の日もお仕事ということで、北千住駅でお別れしてワタクシと楽笑会長は常磐線〜日暮里〜山手線〜高田馬場西武新宿線〜野方というルートで約一時間掛けて移動したのです。
 野方の駅に着くと、元坊さんがお出迎えに来て、我々を案内してくれます。改札から歩いてほぼ60秒のところにある、大賑わいの秋元屋さんを過ぎて、少し込み入った道を進むと見えて参りました。『野方五丁目商店』と言うお店です。店内に入るとここも一杯のお客さんで賑わっております。
我らがにこけんメンバーの、ぽぱいさんが笑顔でニッコリお出迎え。また元坊さんのご紹介で何度もご一緒させてもらっているT嬢とお初ながら我々のBlogをご覧頂いているEさん(仮名)も見えます。4人席では何だからと、広い席に移動、改めて乾杯!聞くと、19:00頃から始まっていたらしいですが、我々到着が22:30頃。ぽぱいさんは次の日朝早くからお仕事だったそうですが、そんなことお構い無しに元気一杯です。
 今の流行なのでしょうか、昭和レトロを基調にしたレトロチックな内装のお店で、こういった造りはチョッとしゃらくさくてあまり好みではないのですが、店長さんの接客がとても感じ良くそのほかのスタッフとの連携もスムーズ。先入観で決め付けてはいけませんね。
 先程の北千住のお店では飲めなかったホッピーが、喉に染みます。またココのおつまみが、何とも心憎いものばかり。魚のアラ(元坊さんのブログによると、鯛のお頭)の煮付けやナポリタン、カレー味のピッツァ等。皆さん良く食べよく飲みますね。新たに入れた金宮のボトルもあっという間に空いてしまいます。本当は遅くなって合流した我々の到着を後に、ぽぱいさんは次の日の仕事のために帰る、というのが本来の姿なのでしょうが、そうは問屋がおろしません。いささか遅くなってそろそろ城西支部のミニこけんもお仕舞いというのに、すっかり盛り上がった我々(楽笑会長、ぽぱいさんそしてワタクシ)は次なるお店のある中野へタクシーを飛ばします。なんでも、ぽぱいさん曰く、生ホッピーの飲めるお店が中野には3軒ある!と豪語するのです。ほんの少しの移動で到着した我々は中野の街を闊歩しますが、もはやそういったお店は店じまいしているか、閉店時間を迎えて照明を落としています。入り口を撮影しているともう一度照明つけますか?と言ってくれる嬉しいお店もありますが、結局『長浜ラーメン』という赤提灯に導かれる夏の虫のように三人は吸い寄せられて、〆のラーメンを頂いて、終電のなくなった中野駅前でタクシーで帰宅組みと別れ、ネットカフェ難民ごっこを楽しむワタクシは狭いながらも個室に入ったと同時に崩れるように眠りこけてしまいました。