北極会、北千住にて再び・・・

口琴ライブ

 北千住駅西口に到着すると、辺りを見回しますが誰もまだ来ていません。携帯で確認しようかと思い、取り出すとメールが一つ来ていました。Rちゃんがとりあえず到着したようです。北千住はJR常磐線、地下鉄千代田線、日比谷線東武線、つくばエクスプレスと様々な交通の要所になっておりますので、一口に西口で集合といっても何線で来るかということで大きく変わるのです。ということで千代田線から来た彼女は地上に出て来てマクドナルドの前に居ました。とりあえずもう一人の幹事役が半蔵門線経由でやって来るのを二人で待つために大歩道橋まで上がってきてもらいますと程なく合流。もう一人は西川口で仕事がもう直ぐ終わるということで連絡があり、もう残り二人は別で少々遅れるという連絡があったそうなので3人でとりあえず『魚八千両』さんへ向います。
 過去何度か来ましたが二階は初めてです。案内されて二階に上がると結構な収容量があります。詰めたら20人ぐらいは入るでしょうか?トイレもキチンと別にあり飲み物も冷蔵庫からセルフという、何ともはやお客を信用しているというか・・・。
 窓を開け放って瓶ビールとお通しのホタテの煮付けを頂いていると、何とも気持ちの良い夜風が流れていきます。名物の中落ちもとアジの刺身を注文しましたが、7人という席を確保したためなのか、30cm越えの立派なアジが来てしまいました。ココは結構量がたっぷりあるので、女性が多いグループは要注意です。運んでくれる店員の方に、後の注文は2人前ぐらいでお願いしますよと、念を押しておきました。もう一人来てビールを3本ほど消費し、チューハイを注文するとボトルの方がお得です、との店員さんのおススメでジンロを一本入れた頃に皆が集まり改めて乾杯。遅かった仲間もアジの残りを見て驚いています。マグロのカマもサプライズとして注文しましたが、改めて驚かされました。再度確認しましたがこれで2人前ということでした。他にもアジフライ、カキフライと揚げ物も追加して、取ったボトルも空にして次のお店へ。お会計もこれだけの人数で割れば格安の15,000チョイオーバー、一人当たり\2,200。一人だとこのお店ではこれだけ色々と注文出来ないので、大勢で行くのが吉!です。コチラのお店もアクビさんから紹介頂いたお店です(ありがとうございます)。
 お次は、前回北極会を開催した時に偶然知ることが出来た、『萠蔵』さんというお店の系列のお店を訪れることにしました。

  • cosmic soul(cocktail bar)
  • 萠蔵(創作和食居酒屋)*
  • あさり食堂
  • でんでら亭
  • わかば堂(カフェ&バー)*
  • 南蛮渡来(立ち飲み)
  • 1503(パーティールーム)

印を付けたお店の『萠蔵』、『わかば堂』は前回行ったので今回はまず『あさり食堂』にしました。というのも『南蛮渡来』は立ち飲みで目を付けたのですが、残念ながら一杯だったのです。『あさり食堂』はこの間入った『萠蔵』と『わかば堂』の間にあります。食堂と名が付くのでちょっとなぁと思いましたが、いえいえ夜はしっかり居酒屋さんとして営業されています。焼酎も同じグループだからなのかかなり揃っているようです。入口入って直ぐに大きなご飯を炊く羽釜がしつらえてあります。奥のテーブルに席を構え、ホッピーがあるか尋ねます。すると本来は無いようなのですが、隣の『萠蔵』からあっという間に3本持って来てくれました。こういう融通が利くのが強みですね。同時にオーナーさんにも連絡を取ってもらって、間もなく到着すると、前回のことも覚えていてくれて。長崎弁の柔らかい響きは和みますね。それにこの方の話が何とも面白いのです。
 サラダと鳥の唐揚げを注文しましたがとても美味しそうでした(マヨネーズを使ったソース・ドレッシングが掛かっていたのでワタクシは未食)。豚の唐揚げ?もポン酢ソースで盛り付けもキレイです。サッパリ頂きながら、オーナーのオバちゃんと話をしていると、次は『cosmic soul』まで連れて行ってくれることになりました。
 他の店舗とは少し離れていますが、ここが一号店だということでした。階段を上がると少しくらい店内のお店は思いの他広く、カウンターの奥の広い席に通されます。チョッと独特の話し方のマスター(オーナーの息子さんなので長崎弁の影響が多分にありそう)が注文を取りながら、色々と気を遣って話し掛けてくれたのは、オーナーさんからの連絡があったのでしょう。中国のお茶があるということでサッパリしたいワタクシはそれを注文、何種類か珍しいお茶が出されまして、口琴という口にくわえて弦を弾く楽器とホーミーを聞かせてくれワタクシたちは一瞬にしてアジアの異郷にトリップした感じで更けてゆく夜に惑わされそうになります。しかし北千住からタクシーは流石に辛いので、まだまだ聞かせてくれそうなマスターに、丁重にお断りして北千住の駅に向い歩き出しました。