業平・本所界隈にて

　それにしても毎日毎日飽きずに飲み歩いているのですが、昨日は久し振りに地元の錦糸町。仕事帰りに錦糸町駅に着くと、ヨドバシカメラで必要なものを買い求め、蔵前橋通りの少し北にある本所郵便局に不在通知の入っていた郵便物を受け取りに行き、さてどうしようかと思案。業平にある『ホッピー酒場　大黒屋』さんは少し前に訪れた時に『暫らく休業します』とシャッターが閉まっていたので、不吉な予感がしていたのですが、先日山谷に行く時にバスで通り掛かりに見ると、シャッターが開いていたのでもしやと訪ねてみると、営業していました。
　それにしても暫らく振りで、半年、いや昨冬以来かもしれません。ご主人も奥さんも特に具合の悪そうなところもなく一安心。『ホッピー酒場』というぐらいでホッピーはこの界隈では唯一といっても良いぐらい、生ホッピーも楽しめるお店なのです。ワタクシは瓶の方が濃さの調節が利くので好みなのでそれほど恩恵は感じませんけれども。

　レバ刺しとモツ焼き(ミックス)をつまみに二杯飲んでいるとやはりこの酒場の素晴らしさを実感、又頻繁に来ようと思います。旦那さんにこの店のしきたりを教わって(ホッピーのお替りはジョッキの持手を旦那さん側に向けること。自分の側に向けたままだとお替りの意思表示がないものと認識される)いると、奥さんが前良く来ていたわよね、と覚えていてくれました。
　良い気分になって外に出たワタクシは、直ぐ近くの『松竹』というもつ焼き屋さんもハシゴしようと目論んでいたのですが、久し振りに来たら場所が判らなくなってしまいまして、『まるい』に辿り着いてしまいました。相変わらずの繁盛振りで、外で飲んでいるのか待っているのか、10人程佇んでいます。踵を返してようやく『松竹』を見つけるとお客さんで一杯、ココも人気店です。
　直ぐに路線変更、過去に何度か来たことのある『清たき』という居酒屋さんは空いていました。『いきなり！黄金伝説。』をのんびりと見ながらフッコの刺身とチューハイを頂きます。TVでは山崎と柴田が巨大なカンパチを吊り上げています。
　もう一杯引っ掛け良い心持で店を出ると、そういえばタンメンの美味しい店があったなぁと、行って見るともう既にお仕舞い、断られてしまいました。
　そうなると俄然食べたくなるのが人の常。近場でまだ入った事のないラーメン屋でラーメンを食べました。ごく普通のラーメンが￥650でいささか憮然としつつも〆のラーメンです。
　帰り方向で歩いているとメールが来ました。『にこけん』メンバーの蒼龍さんです。近くに居るから合流しようということで、丁度中間辺りにある『I(仮名)』というお店が思いつきました。そこに誘導するように待ち合わせて、自転車に乗った蒼龍さんが到着。
　『I』は実は錦糸町の隠し玉なのです。食べログでも、ネットで検索してもヒットしないお店で、お婆ちゃん一人で営業していて、心和むお店なのです。御歳8？歳なのですが、日曜日も休むことなく毎日営業している敬意を払うべき方なのです。久し振りに会った蒼龍さんも元気そうで、色々話しながらレモンハイをグビグビ。ココの店は焼酎を計るのが例のビール会社提供のグラス(180ml)なので、縁まで入れるともの凄い濃いチューハイになるのです。それでも一杯￥300で、非常に良心的、ここでマグロぶつ￥400と魚肉ソーセージ炒め￥200をつまみに痛飲。蒼龍さんお疲れ様でした＾＾ｂ