長七輪と焼き台
キッチンのガス台には魚焼きのグリルがあるにもかかわらず、もはや魚を焼く時には使うことがなく、不遇の状態にあります。自家製の干物を焼く時も、鶏肉を焼く時も専ら七輪(木炭コンロ)を使っています。やはりガスで焼くよりもふっくら焼き上がるのが魅力です。初代の七輪は知り合いのところに譲りましたが、現在2台の丸型(筒型・朝顔型)と、アウトドアで使う折り畳みのユニセラTGの3台がありそれぞれの使用目的に合わせて使い分けております。筒型のものは炭の量が少なくても効率が良いため煮込み料理に最適、朝顔型は火が上面に近いところに位置するので焼き物に適しています。
しかしながら、径が限られていますのでそこからはみ出るような魚、例えば今が旬の秋刀魚を焼く時に頭と尻尾がはみ出てしまうのです。特に今年の秋刀魚は大きいようで、ずらしながら焼くにも真ん中だけが余計に焼けてしまうのです。
そこで何度となくホームセンターを見て回るうちに長方形型の七輪を安く見つけることが出来ました。暫らく購入をためらっていたのですが、とうとう買っちゃいました。
群馬県大泉のカインズホームにて、通常価格¥2,480のところ売り出しで¥2,280でした^^v。大きさは横幅360mmx210x170ぐらいです(焼き物なので若干の誤差あり)。ちなみに今検索したらアマゾンでも同じものを売っているようです。
BUNDOK(バンドック) バーベキュー 長角 七輪 BD-386
- 出版社/メーカー: BUNDOK(バンドック)
- 発売日: 2012/04/05
- メディア: スポーツ用品
- 購入: 5人 クリック: 143回
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今回は長方形ですから、外形から少し小さめの長方形の枠を作ることにします。前回のものは鉄製で丸棒を折り曲げたものを溶接(ベタ付け)してもらい非常にガッチリしたものが出来ましたが、今回は現場の片隅に数年眠っていた余りもののステンレス材を使用しました。 長七輪(商品的には木炭用コンロ)の上に乗せてみました。長年の汚れがありましたので、溶接後磨いてみました。今回はスポット溶接ということで点で接合しているのですが、隅の方は別の板で接合しているので強度的には増しています。更に長く使用していると熱でたわんでくることも考えられるので中央部にビーム(梁)を渡しておきました。
隅の方はこんな感じにとめてあります。一応面取りしてありますがあまりゴシゴシ洗うときに無神経にやると怪我します。
外からも溶接し磨き上げたので素手で触っても痛くありません。これだけガッチリ作ってあれば相当長く持ちそうです。ひょっとすると車で乗っかっても大丈夫なのかもしれません。ステンレスで作成しているので汚れて来たらクレンザーで洗うことも可能です。うちの会社は鉄工関係なのでこうしたことはお手の物ですがもしこれをワンオフで作ってもらったら結構するのでしょうね。秋刀魚を焼くのが楽しみです(まだアジの干物しか焼いていないけど上々です)。