雨ニモ負ケズ、北極会・本番編

加賀屋@北千住の煮込み

 いつもの集合場所に定刻通り立っていたのですけれども、ポツポツ落ちてきている雨に嫌気がさし、歩道橋の下に居ることにしました。誰か到着すればメールなり電話なりあるだろうということの判断です。しばらく待っていましたが、こんなことなら一杯引っ掛けていれば良かったかなぁと後悔しつつも、今更ここで飲みにどこかのお店に入るのもなんなので、我慢しているとRちゃんからメールが来て、もう3駅で到着との嬉しい便り。20時過ぎには顔を見せてくれて連れ立って、加賀屋さんへ行って見ると案の定ほぼ満席で入ることなど聞くのも無駄なだけ。すぐさま方針変更して、以前も使わせてもらった『魚八 千両』さんへ行くとそれほど混んではいなかったので二階の座敷を使わせてもらうことにしました。
 お通しは佃煮三種、魚、あさり、そして生姜。これだけでお酒が何杯か飲めますし、白いご飯も進みそうですね。瓶ビールを注文して先に乾杯しているとSnowさんから電話が来て、ようやく到着したそうです。お店の場所を教えると、少ししてから駅前で偶然鉢合わせしたY
ちゃん+Sちゃんの三人で階段を上がってきました。集合が遅れた割りに一挙に集まることになりました。改めて瓶ビールを追加して乾杯、でもこの日は雨降りで肌寒いぐらいですので、すぐに焼酎(チャミスル)に切り替えることになりました。

おススメの刺身を待つ間に届いたタコの唐揚げ。見た瞬間にみんなビックリ、タコの足のぶつ切りの唐揚げを予想したのに、イイダコのような小さい一匹丸のままのタコの唐揚げだったからです。塩の下味が付けられている唐揚げでカラリと揚がりなかなかイケました。焼酎はお茶(緑茶)で割ってお茶ハイにしました。これならこちらのお店の料理にピタリです。一本取っても5人で飲みますから一人頭だとそれほどの量でもありません。

 

 
 この日の魚のおススメの中からイサキと金目鯛の刺身をチョイス。このお店ならではの豪快な盛り付けで量を見誤るととんでもないことになります。人数が多ければ問題ないですけれど。プリプリしたイサキに対してやや脂がのったシットリした食感の金目鯛。



マグロのカマは大きいのが判っていたので、少しで良いと言ったけど、女将さんに大勢で食べるなら大きい方が割安だし、それほど値段も変わらないからと寄り切られましたが、やはり二つ大き目のカマは多過ぎでした。ここら辺の傾向と対策は何度か来ていないと難しいですね。集合時間も遅かったのでそろそろ二軒目の算段をすると、巻きで行かないとラストオーダーの時間になってしまいます。二軒目はいつものことながら、『大はし』の活気溢れる雰囲気から活力をもらい肉どうふをつまんで、と計画していたのですけれども、この日はもうすぐ22時という時刻にもかかわらず殆んど席が空いていなくて5人バラバラで入るにしてもかなり時間が掛かりそう。大将も無理無理、という感じなので今回は見送りました。
 この日ワタクシは三回目の、加賀屋さんに舞い戻りました。流石に22時過ぎなのでお店もすっかり落ち着いて余裕で席を占めることができました。ワタクシはホッピー、他の人はバイスなど注文し、ポテサラ、モヤシナムル、レバ刺し、煮込みなど注文しました。しかし驚くのはそのスピード。一つ運ばれて来て写真を撮っていると次々運ばれて来てあっという間にテーブルが一杯になってしまいました。写真のExifを読み取ると5分以内に全て揃っていました(驚)。お店ももう間もなくラストオーダー、我々も終電の時間もきになりお店終了時刻に支払いを済ませて、駅に向かいました。我々とは帰る方向の違うSちゃんはもう少し物足りなさそうで、改札前でしばし検討しYちゃんがもう一杯だけ付き合うと言い出し、結局ワタクシも、そして皆も付き合うということになり、再び歩道橋を降りてすぐの『Hub』で終電ギリギリまで飲むことになったのでした。