RCAプラグとその他もろもろ

ありゃ、壊しちまった(ノДT) 

 さて、前日同様またしても秋葉原にて購入して来たもの。今試している新たなウーファーユニットの『4LL 04』の可能性は感じたので、更に高域を伸ばしてやったらどうなるかという興味が湧いたので、それならばと今手持ちで余っているチャンデバ(チャンネル・デバイダー。アクティブ・クロスオーバーとも)のベリンガーのDCX2496を使って2Wayを組んでみたいと思い立ちました。何だかまた最近オーディオ熱が再開したようです。

 先日秋葉原に行った時も目にしていたのですけれど、オヤイデ電気で気に掛かっていたモロモロのものを購入。いつもコメントを下さるItopさんからの情報で、ビーメックスのケーブルというのも気になっていたのでそれも探しに行って見ました。
 上から12時位置、熱収縮チューブ(スミチューブ)、件のビーメックス・シリーズの1.25、これは別枠でトモカ無線でモガミのマイクケーブル#2534、Furutechの模造品らしい無印のRCAプラグ、ホットメルトガン、その台にしているので写ってはいない端子台、NeutrikのXLR*1プラグ・オスx2ヶというところ。

 熱収縮チューブはφ15mmで¥490。住友電工が出しているのでスミチューブ三菱樹脂が出しているとヒシチューブです。¥490/本:1mのもので、収縮率は50%だそうで目的の用途にピッタリ。
その下のビーメックスと言うシリーズのケーブルは古河電工のケーブルでItopさんが仰るとおり非常に廉価。ケーブルと言うよりは配線に使うのに良さそうなのでお試しで1メートルずつ赤・白で購入。1.25SQで64ってどういうこと?(驚)。マイクケーブルはシールドになっていて、今回の買い物の内容を見る人が見れば直ぐに判るものを作ります、ヒネリはなしです。 先日も購入した端子台。買った翌日に回路図を検討していたらどうにも端子の数が足りなさそうで、無理矢理やるよりももう少し端子の数を増やした方が具合が良さそうなので、片側だけの端子台を検討していたのですけれど、千石、秋月と巡って、つと鈴商さんに立ち寄ってみると思いがけず、非常に安い値段でゲットすることが出来ました。前回購入したのはマルツパーツさんの秋葉原店ですが、今回は秋葉原2号店さんのほぼ隣りにある鈴商さんは店の作りこそ古典的な部品屋さんですけれどこれが意外な穴場ですね、時としてこの界隈で一番安くゲット出来ます。これも3Pタイプのマルツパーツさんで¥272で購入したものですけれど、こちらでは4Pタイプで¥100!と格安です。裏を見ると定格は変わりませんけれど、メーカーは違いました*2


 
 熱収縮チューブと言うのは樹脂製のゴムのような筒で、一旦対象物に被せてからヒートガンなどで熱を加えるとチューブが収縮し対象物にまとわりついて密着するというもの。今回の対象物というのは、こちらの黒ヘビ、ではなくて自作のRCAケーブル。確か10年〜15年ほど前に作ったものだと記憶しています。普通にRCAプラグとケーブルをハンダ付けした後に、ケーブル自体をブチルゴムで巻いてから綿のバイアステープを斜めに巻いたもの。しかしながら、経年変化でブチルの成分がバイアステープを染み出してしまい、触るとヌルっという感じで手がベタベタになります。
 そこで熱収縮チューブの登場です。買って来たスミチューブを半分に切り被せるとほぼピッタリのサイズ。長さを少しだけ調整して、ドライヤーで暖めてみますけれど、それほど熱量がないので、キャンプ用のキャンドルに切り替えます。 耐熱温度は105℃ということなので、火に直接かざすとイケませんが、炎の近くで熱を加えると少しずつ収縮していき、ケーブルに密着していきます。本当に少しずつなのでかなり時間が掛かりましたが、一本(50cm)10分ほどで完成。バイアステープで留めた後に、留めた端が接着力が弱くてほどけて来たので、木綿糸で縛りそこを水中ボンドで固めて、としてあったのが割れて見た目も悪かったのが、これで上手くカバーされました(自画自賛)。途中火に触れてしまい少し溶けてしまいましたが、使用には問題ない範囲です。それにしてもこれでヒートガンがあればすぐ済むものなのに、と作業中何度も思いましたが実際素人が持っていてもそれほど使わないでしょうから、無駄な買い物という物でしょう。


 次に製作するのはXLR−RCAケーブル。ということで、これは過去に作っているので製作過程は省略。今回使ったプラグはFurutechの製品に似せたもの。コレットチャック式といって、締め付けることができるので通常のRCAプラグより信頼性、密着性があります。今回初めて使うのですけれども、まぁ何てことないでしょうと高をくくっていたらトンでもない目に遭いました。通常通りネジの外れる方向に回してみると固くて回らないのです。仕方がないのでボックスレンチとレンチを2本使って挟み込み回してみると何とこともあろうに、手前についているネジが折れてしまいました。これにはワタクシも焦りつつ、やる気をなくしてこの日は終了。

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 今朝遅く起きてから、再び秋葉原に行くことにします。今日は自宅からですのでサクッと自転車で直行。秋葉原の駅前(昭和通口)あたりで大掛かりなデモみたいなのが行進していて、大量の警察官が動員されていました。秋葉原付近では例の事件があってから不審人物や迷彩の服装をしたり、デイパックを担いでいると職務質問されたりすることが多いので、今日はジーンズを履いて行きましたがこれで正解。そうでなければきっと声を掛けられていたのでしょう。
 それはともかく、今回の目的の一つはSP端子のネジが外れて紛失していたもの。これはハンダも出来ますけれども、ネジ止めで配線を接続できますのでそれを利用している内になくしてしまったようです。

 高架下の辺り、ネジの西川で店員さんに訳を話し、サイズの同じなネジを探してもらいます。オリジナルはマイナスなのですけれど、『マイナスネジはないよ』の声に一瞬焦り『そんなネジはないよ』と勘違いしビックリしましたが、一瞬後に理解し別に他のネジでも良いのですから、結局六角ネジのものを出してもらいました。
 これが換装後。材質自体はステンレスで、金メッキはされたいませんが、これで目的は果たせるので問題なし。恐らく母材は真鍮でしょうか?新たに買うことを考えるとこれで¥15なら上等でしょう。元々は若松通商で購入したもので作りは結構いいと思います。



 さて、ネジ切れてしまったRCAプラグ。オヤイデさんで事情を話し、外側の取り外し方を聞くとどうも外し方が間違っていたようですけれども、気を利かせて交換してくれました。ということで他にこうした間違いを犯す人もいないとも限らないので恥を忍んで公開します。根本にあるネジをプラスドライバー(二番)で外すと、図示した通り、逆ネジになっているので普段外す方向と逆に外します。



外すとこんな感じ。外れてみると昨晩苦労したのが馬鹿馬鹿しくなるほどですけれど、他に検索しても失敗談が出て来なかったのでこんな失敗をする人は居ないのかな?無理矢理ねじ切って壊した自分が恥ずかしい。それにしてもあの店員さんは良い人です。『また来て下されば・・・』とは言ってましたが恥ずかしくて・・・

 外した中身。筒状に作った後、フライスで加工して削り取った感じが見て取れます。これで二つ、LRで¥880ならお買い得な感じです。

*1:正確には一つランク上のXLAタイプ

*2:それは秘密♪