最後の一滴までムダにしない、スクラドル

 先日、いつものようにInterFMを聞きながらトラックを転がしていると興味をひく話題がのぼりました。イギリスで爆発的に売れているスクラドルなる便利な『お玉』の話。なんでも、主婦が開発した特殊なお玉で、シチューやカレーなどの煮込み料理で、最初の内はタップリとあるので掬いやすいものの、量が減り最後の方になってくると底の方は従来のお玉だときれいに掬い取るのは至難の業。そこでこのスクラドルを使うと最後まで無駄なく掬い取ることができるのです、とラジオだけにイメージが沸かないのが致し方ないところ。お玉の一部分が平べったくなっているらしいのです。そこで想像したのはこんな感じのお玉。
 これはちりとりと箒がセットになった『アズマ工業 ミニチリトーレ smart188R』というものなので、箒の部分がないものを想像したのです。

アズマ工業 ミニチリトーレ smart188R

アズマ工業 ミニチリトーレ smart188R

この箒のブラシ部分を取り払ってちりちりと合体したものをイメージしていましたが、先ほど調べてみると、構造的に近いけどかなり違ったものが出てきました。
Googleの画像検索で調べるとこんな具合でした。紹介されていたのは、http://sharemykitchen.com/というこちらのサイト
 日本でも早速紹介の記事があったのでそこを覗いてみると

 イギリス人主婦のマーガレット・オカラガンさん(66)が考案した「スクラドル(Scrudle)」は、鍋に残った食べ物を最後の一滴まですくい取ることが出来るエコなキッチン商品。容量235mlで耐熱ポリプロピレン製で、マグカップを縦半分に割ったような形状になっており、平らな部分を使って鍋の中身をすくい取るのです。
商品名である「スクラドル(Scrudle)」の由来は、scrub:こすり取る+ladle:レードル、おたま=scrudle。

「スクラドル(Scrudle)」は、1月に販売が開始され、特に販売促進キャンペーンも何も無しに1カ月で1万個以上を売り上げるヒット商品となりました。値段もたった2.99ポンド(約393円)で、この値段で無駄を減らせるならば、野菜などの食品価格が上がっている今、主婦達が飛びつくのも納得できます。


『ネタニュ−ス噂.net』というサイトより。『イギリス人主婦が発明したアイデア・キッチン商品「スクラドル」が大ヒット!

 アイディアもさることながら、このお値段ならば爆発的に売れるのも判る気がしますね。ちなみにアマゾン(日本、UK、USA)では本日時点では商品が登録されていませんが、その内販売されるかも知れませんね。