竹ノ塚駅東口探索

　皆様は竹ノ塚駅と聞いて、すぐに何線の駅かということがピンとくるでしょうか？沿線にお住まいの方以外では東京在住の方でもなかなかご存じの方も少ないかも知れませんね。東武伊勢崎線の東京の北の外れに位置する駅でありまして、お隣りは川を挟んで埼玉の草加市に入ってしまいます。
　ワタクシにとっては、馴染み深いのが足立ナンバーを管轄している陸運局へと向かうのに、過去にこの駅を利用したことがあるということ。現在ではつくばエクスプレスが開業して、六町駅が最寄りになっていますが、その昔はこちらの竹ノ塚が最寄りで、バスを利用してアクセスしたものでした。
　あと、数年前ですが開かずの踏切での痛ましい事故があったことで、一躍その名前がニュースに飛び交っていたのも記憶に古くはないものです。

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　そんな竹ノ塚駅周辺ですが、個人的にはそんな用事で立ち寄りはしたものの、ほぼ知らない駅、そして街。今回夏休み中に、知人も訪れるこの街をぶらりと歩いてみることにしました。物好きなもんです。旅の友のバイクを失ってからはすっかり旅に出ることもなくなっているので、ある意味小旅行気分で電車に乗りました。錦糸町からは半蔵門線に乗れば押上経由で東武線直通、北千住の少し先、といったところで実質30分ほどで到着。

　久し振りにやって来た竹ノ塚駅前。何となく立ち並ぶ駅前の商店街のお店には見覚えもありますが、何せ7・8年前のことですから、かなり様変わりしていることでしょう。こちら側は東口で西口には降り立ったことはありません。駅自体は以前降りた時と同じものなのかは謎です、かなり新しい駅ビルに見えましたが。

　とりあえずウェブで調べたお目当てのお店を探しつつ、西新井方面に戻りながら線路際を歩いてみます。駅前はザックリ眺めてチェーン店の飲食店が多いようですが、こちらに移動しつつ眺めてみると、路地には色々と面白そうなお店があります。葛飾区、足立区界隈で見掛ける韓国料理店があります。写真ボケボケで失礼致します。

　これが例の開かずの踏切と思われる場所。事故の影響もあってかその後かなり改善された模様で、駅に近い側でエレベーターが設置され、自転車を押したまま乗り込んで東口から西口へ、またその逆もしかりですが通り抜けられる連絡通路があるようです。また、一瞬何事かビックリしましたが、マイクを使ってのアナウンスで、暫し待つように、とか気をつけて通行するようになどと、安全を監視する人員も踏切の辺りにあてがわれているようです。
　この踏切を越えると西口方面ですが、見える範囲では向こう側にも飲食店が結構ありそうな感じです。

　目指す場所ではありませんが、この踏切を斜めに横切っている道路沿いも面白そうなので歩いてみることにしました。オネーチャンのいるお店、クラブですが"Giselle(ジゼル)"などと洒落た名前です。又しても写真ブレブレです(TдT)ｽﾋﾞﾊﾞｾﾝ。
　ジゼルというと、ワタクシは以前に購入したCDのこちらを思い出しました。

Legendary Decca Recordings

　この中にアダンの"Giselle"というバレエ音楽が収録されているのです。お店の方かオーナーさんにバレエの素養があるのでしょうか、洒落ていますね。


　斜め向かいぐらいのところにあった、昔ながらの中華屋さん。『中華　洋食』とあるお店のラーメンは予想がつくぐらいの昔懐かしい支那そばが期待できそうです。こういうお店、近所に欲しいなぁ＾＾ｂ。

　焼き鳥メインの居酒屋さんのようです、『弘』というお店。もちろんオーナーさんのお名前は・・・(-_-;)。きっと、多分そうでしょう。初対面では聞きにくい質問ですね(￣∇￣;) ﾊｯﾊｯﾊｯ。

　セブン・イレブンととんかつ屋さんのある交差点を右に折れてみると、幾つか飲み屋さんが並ぶ地域。魚メインのお店など心惹かれる感じです。まだ比較的新しいお店でした、どちらも。

　全体的に撮ったところ。左側のお店が目指す、探していたお店です。綾瀬駅前でその名を轟かせている大松というもつ焼き屋さんがあり、そこは以前飲みに行った四つ木のお店で紹介されて以来の課題店なのですが、その後訪れるチャンスに恵まれていないのです。

　そのお店で修行されていた方が独立して開いたお店のようです。正式な暖簾分けはコチラだけとウェブでの情報にチラリと書かれていたようでした。
　いかにも地元のお客さんで賑わっているようなお店で、カメラを出すのも無粋かと思い、カウンターでゆっくり下町ハイボールを飲みながら活気溢れるお店を楽しませてもらいました。カシラ・ナンコツを塩で、2本ずつ(各￥260計4本)、ハイボール2杯、ガツ酢(ポン酢ダレのガツスライス)で〆て￥1,500とリーズナブル。ほろ酔いでお会計して暑くムッとする店外に出て夜の街をまたブラつくことにしたのでした。