横浜 キンパイ酒店

tominxanadu2015-11-09

 東京の南部である大森に戻ってきて、大好きな川崎を訪れることが多くなりました。学生時代から通う立ち飲みの『天下』というお店があること、これが大きいのですが怪しげな雰囲気漂う街に魅了されて二週間に一回程度通ってしまいます。かつて錦糸町に住んでいた頃にも、川崎探検と称し何度も訪れています。
 この間の休み(前回の更新日である11/3)はどうしようかと思いましたが少し足を延ばして久々に横浜に行くことにしました。錦糸町に住んでいる頃は、船橋に飲みに出掛けていたのですが、今の住まいからですと少々遠くなってしまい、反対に横浜が程よい距離。これからはこちら方面にお世話になりそうですね。
 ということで、京急線であっという間に到着。夏に目をつけていた『ひさご』という15時から営業開始のおでんのお店に出陣。ドリンク一杯とおでん3品で¥500のセットがお得で、それを注文。隣の客はワンランク上のひさごセットというのを注文していましたが、それもまた良さそうでしたね。
 もう一回セットを追加して煮込みに日本酒も追加、ほろ酔いでお店を後にして駅の反対側、東口に来ました。かつて学生時代、大船に住んでいた頃に帰省のために羽田空港に向かう途上、横浜駅から空港行きのバスを利用する際にたった一度だけ東口を利用したことがあったけれどそれ以来二回目、本当に東口には馴染みが有りません。
 目指すは桜木町で何度か訪れたことのある『第三酒寮 キンパイ(現在は『はなみち』へと名前変更。経営が変わったのかは不明)』の本店であると思われる『キンパイ酒店』が当日のメインテーマ。祭日に営業しているかは不明でしたが看板に電気が灯っていてひと安心。

 とは言え、奥が真っ暗な店内にカウンターに佇む店主が半分居眠りで、爆音のAMラジオの音声が喧しい。声をかけると営業中らしいので冷蔵ケースから大瓶の瓶ビールを取り出し、¥355也。

 店主が奥の照明のスイッチを入れてくれたので奥に進み、人気のない店内を眺め回しつつビールを頂きます。簡単なつまみはあるようですが、そこそこお腹も膨れているのでつまみ無しでOK。


 店内のあちらこちらに貼られている注意書き、及び店主からのメッセージを読むのが楽しいです。

 又こちらのお店で、入った瞬間に印象的だった床。

 幾年月、訪れる客の靴にすり減らされ、磨かれた木質の床材は研磨されたかのごとく美しいのです。真鍮製の金具も同様にすり減って、汚いと解っていてもつい触りたくなるのでした。


関連ランキング:立ち飲み居酒屋・バー | 横浜駅新高島駅高島町駅