神楽坂でにこけん

オリジナルTシャツ

 思い起こすと昨年初頭は、ぽぱいさん、yochyさんというお二人をお迎えして、本格的な『にこけん(日本煮込み研究会)』の活動が開始されたのでした。それから早一年が経ち、ほぼひと月半に一度くらいのペースで活動を続けて参りました。
 先月の新年会から早くもひと月が経過し、今年二回目の『にこけん』がyochyさん幹事の下、神楽坂で開催されました。会場は東西線神楽坂駅の程近くながら、少し裏手にあたり、付近にはお店の明かりも見えない、はっきり言うとこんなところにお店なんかがあるのか?と思ってしまうような場所にある、加賀屋神楽坂店です。

 ワタクシは大江戸線牛込神楽坂』駅から向かったのですが、東西線の『神楽坂』駅というのが余り馴染みがなくて、曲がる目印を間違えたかと、通りにあった本屋で地図を見て探そうと思いつつ、その地域の地図が見当たらずに、途方に暮れて、メールしようかと思ったらyochyさん本人が目の前に。何という偶然なのでしょうか!二人で連れ立って加賀屋さんに向かいます。
 お店の前でパチリ、もうお約束です。酔ってしまってからでは、忘れてしまうかも知れませんし、ピンボケも懸念されます。周りは閑静な住宅街です。暗闇にポッカリと浮かぶ赤い灯が堪りませんね。時間までしばし、ですが確実に遅れて来る事が判っているので少し飲んで待つことにしてホッピーを注文。そしてnanbuさんの登場。そうして3人で乾杯していると、元坊さん、今回初参加の濱鯨さん(yochyさんつながり)が現れました。肝心の煮込みは会長の楽笑さんが現れてからということで、まずは軽い『もちあられ』や焼き物を頼みます。
今日は土曜日なので予約は要らないですよ、とお店の人に言われたそうですが、流石のyochyさん、先見の明があり、予約を取っていて下さいましたが、これが正解。立地条件は余り良いとは思えないこのお店ですが、予想よりも遥かに賑わっています。ココのお店は接客がキビキビしていて気持ちが良い、との幹事の推薦理由でしたが、それが判るような店員さんの立ち居振る舞い。空いた皿を見つけるとひと声掛けてから、下げていきます。スーツ姿でぽぱいさんが登場に驚き、楽笑さんも少し遅れて登場。今回は7人でのにこけんでした。みんなが集まったところで、煮込み\500を注文。ここの煮込みは食感は残しつつもしっかり煮込まれています。モツは二種類使われているようでした。味は濃い目ですが、サッパリしていて、豆腐にも味が染み込んでいます。
加賀屋さんでは、浅草橋、錦糸町、神楽坂と頂きましたが、ココのはかなりの高得点でした。そんな煮込みをデジイチ(デジタル一眼レフ)で撮るぽぱいさん、nanbuさんとの写真講座も興味深く、ライティングの重要性も教わりました。そんな話をしていると、ワタクシの『にこけん』Tシャツを見掛けて、店長さんが声を掛けて下さいました。煮込みに付いての考察、講釈をしているのを、後ろで聞かれていたそうで(nanbuさん談)、チョッと汗。聞くと、加賀屋さんでも直営と独立系があるそうで、こちらのお店は割りと他所のお店に無いようなメニューもあり、良いスタッフと美味しい肴、良い雰囲気を持った良いお店でした。
■住所: 東京都新宿区赤城元町3-1
■TEL: 03-3267-8285
■営業時間: PM5:00〜PM11:00
■定休日: 日曜祭日
 居心地の良さについつい長居してしまい、お店を出たのは21:30頃。その足で飯田橋駅方面に向かい、カラオケでまたもや盛り上がったのでした。