そうめんと冷麦

 皆さんは、そうめんと冷麦の違いをご存知でしょうか?ここの所食す機会が多いもので、会社でも話題になりました。ワタクシはそうめん派、会長と常務は冷麦派。会長にどう違うのか?と尋ねたら、江戸っ子口調で、太さが違うだけだろう!と。んな、アホナ。
 先日、TVを観ていて。そもそも、そうめんは祝いの席にも使われるぐらい、高貴な物らしく、そのルーツは仏教と密接な関係が有るらしいです。中国の『索餅』(中華粥の上に乗せたりする揚げパンのようなもの)が原型で、その製造工程にはなるほど、その形になっておりました。二つの麺を練り合わせそれを次第に延ばして行き、それぞれがくっ付かないように油を付けながらグルグル巻きに。それを細くして行き、最終的には棒の両端に巻き付け更に延ばして細くして乾燥させる。
 対して、冷麦は、庶民のそうめんに対する憧れから出来た物で、ルーツはうどんであると。延ばして行き細くするのではなく、麺生地を薄くして行き細く切った物で、油は使わないのだそうで。ですから、茹で上がりも、そうめんはどちらかと言うとゴシゴシしっかり洗いますが、冷麦は油が無いので洗うまでは行かない扱いで良いそうです。勉強になりました。
 実家ではそうめんしか食べたことが無く、冷麦は先日常務におごって頂いたのが、生まれて初めてでございましたorz。